B型肝炎の治療・検査などの対処法
感染している自覚症状がある場合は、医療機関で早期診断を行うことが必要です。パートナーの感染率も高いので、2人同時の検査や治療が必要になります。
病院で検査・治療をすることがベストですが、不安だが病院へ行く時間がない人や、病院へ行くのに抵抗があるという人は、自宅に居ながら、匿名で検査を受けることも可能です。
一般的に感染後1~2ヶ月で発症しますが、症状がみられない場合もあります。検査は潜伏期間でも可能な場合もあるのですが、反応が出ている期間に個人差があるので、自覚症状が出てからの検査が一番理想的です。
ほとんどの人が2~3ヵ月で自然治癒するのに対し、検査数値が異常に高い、もしくは黄疸などの症状がある場合は入院し、抗ウイルス療法(インターフェロン、ラミブジンなど)を行うこともあります。また、食欲不振が強い場合には点滴を行うこともあります。
治療を終了しても、退院後しばらくは、検査数値が低下しているかどうか通院しながら確認を続けます。急性のB型肝炎に一度かかると、抗体ができるので再感染の可能性はありません。特定のパートナーがB型肝炎の持続感染者(キャリア)で、自分が未感染の場合は、ワクチン接種を受けておくと安心ですよ。
男性・女性 | 内科(消化器科) |
診察代 | 3,000~5,000円 |
検査代 | 3,000円(薬代が別途かかります) |
(保険が適用しない場合のおよその金額になります。保険適用の場合は上記金額の3割負担となり、保険適用されるか否かについては、病院の治療方針などによって様々です。)