C型肝炎の治療・検査などの対処法
感染している自覚症状がある場合は、医療機関で早期診断を行うことが必要。
病院で検査・治療をすることがベストですが、不安だが病院へ行く時間がない人や、病院へ行くのに抵抗があるという人は、自宅に居ながら、匿名で検査を受けることも可能です。検査は臨床診断と血液検査を行います。
性行為などで感染した場合、2週間から3ヶ月で発症します。症状が出ていなくてもパートナーを感染させる可能性があると言われていますが、70~80%の人は出ないとされています。検査可能日は検査方法に異なり、感染日から1週間後~3ヶ月後で可能になる。
C型肝炎の治療は、状態により方法や効果が違うので、専門医の判断により行われるのが一般的。なお、急性肝炎の場合は、安静、食事療法、抗炎症療法など、慢性肝炎の場合は、抗ウイルス剤の投与などがあります。安静、食事療法、抗炎症療法や抗ウイルス剤の投与にはインターフェロン、リバビリンなど個々の状態に合わせて治療法を決定。治療を行い、検査数値が低下しているか、確認をしばらく続けます。
慢性化や劇症化(肝臓の炎症が非常に強くなり、肝細胞のほとんどが死んでしまうこと)しなければ治ります。ただし、C型肝炎の特徴は慢性化することで、慢性化した場合には自然に治ることはほとんどなく、肝硬変から肝臓がんへの進行に注意が必要となります。
男性・女性 | 内科(消化器科) |
診察代 | 3,000~5,000円 |
検査代 | 3,500円(薬代が別途かかります) |
(保険が適用しない場合のおよその金額になります。保険適用の場合は上記金額の3割負担となり、保険適用されるか否かについては、病院の治療方針などによって様々です。)